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英国・オックスフォード大のアシュモレアン博物館で講演する三笠宮家の彬子さま=2025年8月28日、代表撮影

 英国を訪問中の三笠宮家の彬子さまが28日、オックスフォード大学のアシュモレアン美術館で英語で講演した。世界中から学生が集まる同大での留学経験を通じて、異なる言語や文化に触れ、日本への関心を深め、日本美術史を専攻した経緯や、その魅力を語った。

 彬子さまはオックスフォード大学マートン・カレッジに留学し、日本美術史を研究。女性皇族では初めてとなる博士号を取得した。

 彬子さまはこの留学を通じて、世界の様々な地域の人たちと交流することで、自分が日本人であることを強く意識。一方で、日本に対する誤ったイメージが広がっていることに気づき、「日本についてより深く知り、海外の人々に正しい情報を発信したい」と思うようになったと話した。

 また、留学中に受けたチュートリアル(個別指導)を通して、日本の美術へのまなざしが西洋と日本では異なることを学んだという。浮世絵については、現代の雑誌に近く、一部の人々はポップスターのポスターのように壁に飾っていたかもしれないといい、「大谷翔平選手のポスターを飾るのと、歌舞伎役者の浮世絵を飾るのは本質的に同じ発想だと考えます」と事例をあげて紹介した。

 彬子さまは女子ラグビーワールドカップ視察などのため、23日から英国に滞在中。9月2日に帰国予定。

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